あてらのこと
房総半島の中心に大多喜という町があります。“東京から1時間20分の田舎”です。ここに住むおばあちゃんは自分たちのことを「あてら」とか「わてら」と言います。意味は「私たち」。調べてみると大多喜だけでなく、千葉県の南部では広く使われている言葉のようです。
2016年4月、私たちは「あてら」という地域メディアを立ち上げました。この言葉を屋号に選んだのは「大多喜で暮らすいろいろな私たちの姿」を見てもらうのにふさわしいと感じたから。人の数だけ暮らしがあります。そのひとりひとりがこの場所で、今日を自分らしく生きている。それはとても素敵なことだと思いました。それがずっと続いていけばいいなと思いました。それが、あてらを作った気持ちです。
はじめまして、どうぞよろしくお願いします。
特集 1
創刊号のテーマは
「次の世代に伝えたいことはなんですか」。
年齢も職業もさまざまな大多喜町で暮らす12人のみなさんから、未来への思いを伺いました。誌面では書ききれなかったひとりひとりのストーリーをご紹介します。
特集2
2号の特集テーマは
「大多喜のおいしい」。
大多喜町でだからこそ味わえる、とびきりのおいしいをお届けしています。webでは「焙煎香房 抱」のコーヒーと、道の駅で販売されている大多喜産の野菜に注目しました。